こんばんは。Usanです。今日は私の大好きなマンガの名言、名セリフについて書きます。
検索サイトで「マンガ 名言」で検索するとすごい数の名言が出てきます。
名言なのにこんなにあっていいの?というくらいです。
名言というか、印象的なシーンの耳に残るフレーズというのが多い気がします。
そういう意味ではエヴァの「あなたは死なないわ。私が守るもの」とか、ジョジョの「だが断る」とか好きですね。
だがしかし、ここでは生徒指導の際に活かせるような名言・名セリフを集めました。
それぞれどんな場面でその言葉が使われたのかを紹介します。
ネタバレがありますのでご注意ください。
また、教育現場においてどのような場面で使えそうなのかを提案していこうと思います。
それではどうぞ。
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誇りとは、自分の立場をきちんと理解してその立場であることが恥ずかしくないように正しく振舞うこと
吾峠呼世晴『鬼滅の刃』4巻より
こんな場面で使われました
小中学生が大好きな『鬼滅の刃』から、炭治郎のセリフです。
傷を癒すために訪れていた家のお婆さんが「誇り高く生きてくださいませ」と、一行を送り出してくれました。
この言葉の意味がわからない伊之助(猪に育てられた)にその意味を聞かれた炭治郎が答えました。
こんな場面で使えます
私はよく、部活動で「〇〇中〇〇部としての誇りをもちなさい」という話をします。
「誇り」という言葉は何となく、「偉い人」「すごい人」が使うイメージがありますが、
どんな立場であっても「誇り」をもって行動することが大事だと思います。
学級では1人1役など、それぞれの生徒に役割を与えている担任の先生が多いと思います。
「責任をもって」という言葉もいいと思いますが、「誇り」の意味を具体的に伝えてあげれば使えそうですね。
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人のためにすることは、巡り巡って自分のために
吾峠呼世晴『鬼滅の刃』13巻より
こんな場面で使われました
これまた『鬼滅の刃』より炭治郎のセリフ。
炭治郎は本当にいい子です。クラスに1人いたら最高ですね。
これは「情けは人の為ならず」という言葉の意味になりますね。
この言葉は間違った解釈をされることがありますよね。「人に情けなんかかけちゃだめだ」という意味に使われがちです。
鬼殺隊の霞柱、時任無一郎は里の人々を助けに向かう途中、鬼に襲われている子どもを発見しました。
そこで子どもを助けるよりも里の人々を早く守った方が合理的と考えた無一郎は子どもを見殺しにして行こうとするのですが、そこで炭治郎の言葉を思い出し、子どもを助けようとする。
無一郎は14歳の設定で、中学生のアニメ好きな女子からの人気がもうすごいことになってます。
こんな場面で使えます
私は個人的に、人が生きる理由は、
「自分にしかできないことを活かして人のために生きる」
ことだと思っています。人のために生きることが自分の生きがいにつながると思うからです。
自分の得意なことで人が笑顔になったり感謝してくれたらうれしいですよね。もっとその得意なことを頑張ろうと思いますよね。
部活動の指導でも、
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あきらめたらそこで試合終了ですよ…?
井上雄彦『スラムダンク』27巻より
こんな場面で使われました
超有名なこの言葉。作中では2回使われていて、1回目は三井寿が中学校の時に安西先生と出会った場面の安西先生のセリフです。
2回目はインターハイの山王戦後半残り11分で22点差で負けている状態で、諦めたんじゃないのかと桜木花道に聞かれた安西先生が発したセリフです。
印象的なのは1回目の方なんですが、言葉やイラストが使われるのは2回目の方なんですよね。
こんな場面で使えます
私は生徒はもうよく知っているだろうという前提でわざと使います。バスケ部の子は大喜びです。
授業中演習をやらせている時、合唱コンクールの練習、体育祭の練習、当然部活動指導と、使いどころは多岐にわたります。
ちょっと穿った見方をすると、
となりますが、そういう思考にいかないようにうまく誘導しましょう。笑
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人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。
藤子・F・不二雄『ドラえもん』1巻より
こんな場面で使われました
ドラえもんは指導に使える名言の宝庫だったりします。
何気ない一言なんだけれど、真理をついていて、スッと入ってくるんですよね。
アニメでも見たことがある方いるでしょう。「ウマタケ」というひみつ道具の話です。
皆は乗れるのに竹馬に乗れないのび太。ドラえもんに泣きついて出してもらったのがウマタケです。
生きてるウマタケのおかげで乗れるようにはなったのですが、さお竹に間違えられたウマタケは怒って逃げてしまいました。
やっぱり練習するべきだぞとのび太を諭す時に放ったドラえもんのセリフです。
こんな場面で使えます
子どもは人と比べられ、挫折を覚え、成長とともに自己肯定感が低くなっていくことが多いです。
中学生なんて自分のことが嫌いで、ネガティブの塊です。少し言い過ぎかな?
すぐに、「どうせできないし」「いや無理だから」「それな」となります。
そんな中学生も普通に納得させられる、説得力のある言葉ですね。
器械運動とか、九九を覚えるとか、裁縫とか、部活動の技術だとか。
ただしこの場合結果として、できたかどうかは問題ではありません。
他人ができることは自分にも絶対にできるはずだと思うこと、それ自体が大切です。
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ふたりというものはいいものだ 楽しい時は2倍楽しめる そして苦しい時は半分で済む
ゆでたまご『キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編』28巻より
こんな場面で使われました
私の大好きなキン肉マンから。キン肉マンは今も続いていることはご存じでしたか?時系列で言うと、
キン肉マン(36巻まで)→キン肉マンⅡ世(全29巻)→キン肉マンⅡ世究極の超人タッグ編(全28巻)→キン肉マン(37巻~70巻まで) 2010.3.10現在
となっています。今も楽しませていただいております。
この言葉は、Ⅱ世の時代にケビンマスク(ロビンマスクの息子)がブロッケンJr(Ⅱ世超人たちの師匠的なポジション)に言われた言葉です。
このコマは最終巻の最後のコマでして、その言葉でこのタッグ編が〆られています。
もともとは、ドイツのティートゲという詩人の
「喜びを人と分かつと、喜びは二倍になり、苦しみを人と分かつと、苦しみは半分になる」
という言葉をゆでたまご先生が参考にしたようですね。
それじゃこっちを使った方がいいだろというツッコミはなしで。
こんな場面で使えます
私は団体競技の部活動を指導しているのですが、この言葉を使わせてもらっています。
だから1つの目標に向かって協力して取り組むことって良いことだよね!となります。
こちらも様々な場面で使えますね。特に行事ごとで学級対抗のものがあると、必ず勃発するトラブル。
女子同士のトラブル。男子と女子のトラブル。リーダーとそれ以外の生徒のトラブル。協力する気のない生徒。
そんなトラブルに教師が入るとしたら使ってみてほしい言葉です。
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仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ
岸本斉史『NARUTO』27巻より
こんな場面で使われました
これまた私の大好きなNARUTOから。
一番最初に出てきたのは、ナルト・サスケ・さくらの第7班の先生だったカカシ先生がチームワークの大切さを教えるために言った言葉です。
ただそれは、カカシ先生が若かりし時、後の4代目火影になるミナトが先生の班で任務にあたっていた時、同じ班のオビトに言われた言葉でした。
カカシ先生もオビトもかっこいいです。
こんな場面で使えます
モラルジレンマを使った道徳をするときに使えますね。
ルールだから何としても守らなければいけないのか。仲間を守るためとはいえルールを破ってもいいのか。
学校生活においても、仲間や友情の大切さを伝えるのに良い言葉です。
ただ、クズって言葉は使わない方が賢明ですね。笑
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