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今日はこの2パターンに共通する、不登校生徒の保護者対応において気を付けたいことについて書きます。
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結論
ただ1点だけです。
保護者の過度な要求には簡単に応えない、答えない。
それでは詳しく書きます。
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その理由
不登校が長引くと、こちらも保護者も何とかしたいと思って、色々な手立てを考えるはずです。
しかし前回の記事でも述べましたが、学校に原因がある場合はそれをとにかく取り除くことが担任の仕事です。
そして、学校の原因を取り除いた状況であれば、あとは本人次第です。
ですので、学校側から「こうしましょうか」「こういうことをやってみましょうか」と提案する必要はありません。
そして、保護者からの過度な要求には簡単に応えてはいけません。
「わかりました!」と簡単に答えてもいけません。
冷たいかもしれませんが、私たちが接しているのはその子だけではありません。
その子のために特別に何かをする時間は、私たちがその子以外の子たちにかけてあげたい時間を奪うことになります。
例えば「別室登校」です。
「教室に入れないのであれば、別室でもいいから学校においで」
と簡単に提案してはいけません。また、保護者からの提案も勝手にOKしてはいけません。
なぜならその別室には、先生方の誰かがつかなければいけないからです。
フリーな先生なんて基本的にいない学校がほとんでしょう。その方に負担がいきます。
そして1人認めてしまうと、次々別室登校は増えます。人が増えて来ると、
「あの人と一緒は無理だから別の部屋にしてほしい」
「保健室にしてほしい」
その部屋にも先生方を配置しなければいけません。
こうなると負のスパイラル。
先生方が疲弊 →
休む方が出てくる →
生徒をしっかり観ることができなくなる →
新たな問題が出てくる。 →
先生方が疲弊 → 以下ループ
学校に来ない生徒のために、学校に来ている生徒をみてあげる時間が無くなってしまうのです。
誤解してほしくないのですが、絶対に別室登校がだめだと言っているわけではありません。
別室登校は何のために行うのかということの、全職員の共通理解がしっかり得られていれば、条件付きで行うことは良いと思います。
別室登校はあくまでも、
学級に入るためのステップアップ
を目的として行われるべきだと思います。
1ヶ月も2ヶ月もだらだらと別室登校をさせることは本人のためになるとは思いません。
例えば1週間や2週間やってみて、「じゃあ教室に入ってみようか」となって入ることができれば、別室登校をする意味があります。
しかしたいがい、2週間でも入れないことが多いのではないでしょうか。
なので最初の段階で、「2週間で教室に入れそうになければ、別室登校は一旦終了する。」という条件をつけるのです。
これならば、別室に入っていただく先生への過度な負担になりません。
つまり、
保護者の過度な要求は
①個人で抱え込まず、
②全職員の共通理解のもと検討し、
③職員に過度な負担がかからないように応えていく。
ということです。
すぐに返答せず、支援委員会等で検討してもらい、全職員で確認した上で、返答します。
検討した結果できないと決めたものであれば、できないわけですから「できません」と言いましょう。
難しい保護者であれば、コーディネーターや指導部、管理職に一緒に入ってもらいましょう。
もう一度書きますが、
その子のために特別に何かをする時間は、私たちがその子以外の子たちにかけてあげたい時間を奪うことになります。
その時間を確保するために、保護者の過度な要求は簡単に応えません。答えません。
2018年の調査によると、不登校児童生徒数は今や、小学生184人に1人、中学生30人に1人の割合でいるそうです。
昔はなんとか登校させるように担任の先生は頑張ったものですが、今は「学校に行くことがすべてではない」という考え方に国も変わってきています。
不登校生徒に過剰にかけていた担任の先生方のエネルギーを、学校に来ている子ども達にも十分使えるよう、意識して保護者対応を行っていきたいですね。
保護者の過度な要求については、以下の記事でも具体例を書いています。よければご覧ください。
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それでは今日ここまでです。よければまた読んでください。