こんばんは。Usanです。来週分散登校があり、週末はその準備をしていました。
書いている通りなのですが、プリントの量が本当にやばいくらい多かったです。
更に、副教材のワークなども配布するのでそれらの仕分けで午前いっぱいかかりました。
仕分けしながら、
という話になっていました。
私の教科は数学なのですが、Googleドライブを活用して課題プリントは0枚にしました。
その流れを紹介していきますので、参考にできる部分があったら参考にして頂ければ幸いです。
また、今回の実践は 福田泰裕先生のブログ を大いに参考にさせていただいております。
Googleドライブだけでなく、Googleフォームを使ったアンケートや課題の回収など、
素晴らしい実践の数々を紹介したブログですので是非ご覧ください。
Googleアカウントを作成する。
もうGmailのアドレスを持ってるという方は飛ばしてください。
ブラウザから(今回はEdgeでやってみます)Googleを開きます。
「ログイン」をクリックします。
「アカウントを作成」をクリック。
「自分用」と「ビジネスの管理用」が出ますが、「自分用」をクリック。
姓名は本名で問題ないですが、Youtubeでコメントを書く際に本名が出てしまうので、
気になる方は違う名前でもOKかと思います。(後でも変えられます。)
電話番号などを入力して「次へ」
これは「後で」でもOKです。
その次の画面でプライバシーポリシーと利用規約を「同意する」でOKです!
こんな画面になったら完了です。
次からはブラウザを開くと自動的にログインされます。
配信したいファイルを作成し、PDF形式で保存する。
私は、PowerPointを使って授業の板書をイメージして、解説を入れたスライドを作りました。
また、Wordで教科書の演習問題の解答を作成しました。
それを、どちらもPDF形式で保存します。
PDFにする理由は、ファイルサイズが小さいからということと、様々な環境で閲覧できるからです。
PDF形式で保存するには、どちらも上のメニューの
「ファイル」から「保存と送信」を選択すると、
この画面になりますので、「PDF/XPSドキュメントの作成」をクリック。
これで、PDFファイルで保存できます。元ファイルは残ります。
Googleドライブ上にファイルを移動する。
それではGoogleドライブのアプリを開きます。
Googleのホーム画面から、このプッシュホン(古い)のようなところをクリック。
「ドライブ」をクリック。
ここに、作成したファイルをドラッグします。
これでクラウド上に保存することができました。
クラウド上のファイルに飛ぶためのリンク(URL)を取得する。
このファイルを右クリックします。
「共有可能なリンクを取得」をクリック。
これで、クラウド上のこのファイルにアクセスするためのURLを取得することができました。
QRコードを作成し、課題一覧に貼り付ける。
生徒が見る時は、このURLをブラウザで入力すればよいのですが、
1文字ずつ打っていくのは大変です。
そこで、このURLをQRコードにします。
QRコードを自動作成してくれるサイトはたくさんあるので、
ぶっちゃけどれでもOKです。
今回私が使ったのはこのサイトです。
こちらを開くと、
こちらに先ほど取得したURLを貼り付けます。
Googleドライブをもう一度開いて、さっきのファイルを右クリックします。
「共有」をクリック。
「リンクをコピー」をクリック。
QRのススメに戻ってURLを貼り付けて「OK]をクリック。
これでQRコードができました。
プリントに挿入するには大きいなと思ったら、「サイズ」のところで調整できます。
画像ファイルなので、貼り付けてから縮小もできますけどね。
調整をしたら「ダウンロードする」をクリック。
ダウンロードフォルダに、PNGやJPEGファイルがあると思います。
たぶん学年で課題一覧用のプリントを1枚出すと思いますので、
そのファイルの中に画像を貼り付ければOKです。
イメージはこんなかんじ。
これで、ワークシートと問題の解答のプリントを印刷しなくてもよくなりました。
留意点
家庭のネット環境によっては、
ガラケーしかない
自宅Wifiがない
通信量に制限がある
画面が小さすぎて見づらい
などの状況があるかと思います。
そのために、別でプリントも用意します。
今回は事前に試験的に行ったところ、大体10%の家庭で文字化けがあったり、小さくて読めないとの電話がありました。
ですので、全体の30%ほどの人数分のプリントは用意しました。
分散登校当日に、希望者に配布します。
他にも問題が出てくる可能性があるかと思いますが、
勤務校の管理職は前向きに応援して下さっていますのでこれからも良い方向を模索していきたいと思います。
応用編
①紙ベースのものはスキャンしてPDFにすることによって同様にできます。
これまで作成して紙しかないものも活用できますね。
②安心メールで課題一覧を配布している場合は、メールに直接リンクを貼ることもできます。
この場合はQRコードではなくても良いですね。
③文科省から出ている 子供の学び応援サイト が活用できます。
にフリーで使用できるワークシートがありますので、こちらのURLをQRコードにして…
ということもできます。解答もついていますよ。
まとめ
たまたま私は今回このようにやってみたのですが、
ふたを開けてみたら他教科は普通にプリントが多かったです。
あまりにもあのプリントの量が多くて、
全てとはいかないまでも少しでもプリントを減らしてあげられればと思い、
このような記事を書きました。
ツイートでも書いた通り、
他の先生方に広めていきたいと思います。
皆さんの参考にもなれれば幸いです。
それでは今日はここまでです。よければまた読んでください。