【教員】確定申告をやってみたら無事還付金が入金された話【e-Tax】

こんばんは。Usanです。今日は教員である私が行った確定申告について書きます。

確定申告をすることにした理由

会社員や公務員、つまり給与所得者は年末調整というものがありまして、毎月天引きされている税金を年末調整し、そこで納税は終了します。

ちなみに年末調整とは、各校の事務さんから年末に渡される書類に、生命保険の金額等を書くやつありますよね。あれです。

年末調整で納税は終わるはずなのに、なぜ確定申告をするのか。それは払い過ぎた税金が返ってくるからです。

ちなみにすべての人が確定申告をした方が良いわけではなく、基本的には年末調整でOKです。

では私がなぜ確定申告をすることになったというとその理由は、

ふるさと納税 と iDeCo にあります。

ふるさと納税の説明を超ざっくり言うと、ふるさと納税とは

2000円でそれ以上の価値がある返礼品がもらえるシステム

そしてiDeCoの説明を超ざっくり言うと、iDeCoとは

払った分が控除対象になる個人年金

となります。

これらの説明が本題ではないので、そのうち別記事で紹介するとして、まず、ふるさと納税を昨年初めてやったんです。

そしてふるさと納税は、ワンストップ特例制度というのを使うと確定申告の必要がありません。

しかし、それとは別に iDeCo も始めることにして色々手続きをしたところ、運用開始が9月からになりました。

年末調整の書類にはiDeCoについて書く欄もあるのですが、いわゆる払込の証明書が書類提出期限までに届かなかったのです。

9月~12月に払った12,000円×4カ月=48,000円分の控除がなくなるのはさすがにもったいないので、その分は確定申告しようかなと思いました。

さらに、ワンストップ特例については確定申告をする場合は無効になってしまうので、改めてふるさと納税の分も確定申告することにしました。

e-Taxを利用して確定申告にチャレンジ

準備したもの

・マイナンバーカード(通知カードは×)

・源泉徴収票(1月にもらうやつです。)

・ICカードリーダー(必須)

・PC(自宅のデスクトップです。)

・ふるさと納税 及び iDeCo の証明書(それぞれ送られてきます。)

 

まず、マイナンバーカードが必須です。ない場合はIDパスワード方式を選択することになりますが、こちらは結局税務署に行かなければならないのでe-Taxの意味がない。

持っててよかったマイナンバーカード。(取得は個人の判断でどうぞ)

また、ICカードリーダーについては購入しないといけません。

ない場合でも、IDパスワード方式できるのですが、前述の通りです。

ただしマイナンバーカードを読み取ることが可能なスマホを持っている方は必要ありません。UsanはiPhoneSEなので…。

ええ~っお金かかるんじゃ意味なくない?

確かに本末転倒かもしれませんが、e-Taxで申請するメリットの方が大きいですし、1度購入すれば毎年使えると思い購入しました。

Usan
俺、この戦いが終わったら新しいiPhone買うんだ。

ちなみに、

・再提出も含めて自宅で完結する。

・カードリーダー以外の経費は0。

・24時間、土日でも期間内であれば申請OK。

・並んで待つ必要がない。

買ったICカードリーダーはこれです。


これじゃないものを買ってもOKですが、マイナンバーカード読み取りに対応しているかどうかを確認してください。

実際にやってみた

早速e-Taxのサイトへ行きます。しかしいきなりの注意事項です。

ブラウザは、Microsoft Edge か Internet Explorer じゃないと手続きを進められません。

私はchromeでしたのでまずEdgeを探すところから始まりました。

しかもよくわからないのですがEdgeでもうまくいかず、結局IEで進めることに。

今更IEかよっと思いましたが、なんか軽くて使いやすかったです。使ってる人が少ないから??

e-Tax用のソフトをダウンロード&インストールする

トップページの左下からソフトをダウンロード&インストールします。なんかその上に、スマホ用だとか、Web版とかありますがこちらを選択しました。

申告書を作成する

このように進んでいくと、いよいよマイナンバーカードの読み取りです。

うまく読み取れるとこの画面になりますので、マイナンバーカードを申請したときの4桁のパスワードを入力します。

なんと3回間違えると、申請した自治体の役所まで行かないとならないという鬼畜仕様なので、必ずパスワードを確認して入れてください。

こんなかんじで進めていって

ここは、ふるさと納税に関わるのが「寄付金控除」、iDeCoに関わるのが「上記以外の控除の追加・変更」になりますのでここにチェックを入れました。

ここからは源泉徴収票を見ながら、入力していきます。

ここが年末調整で記入していないところになりますので、こちらをiDeCoとふるさと納税の証明書を見ながら入力します。

この画像は、説明のために進めたもので、何も入力しませんでしたので、このように表示されますが、還付金がある場合は「還付される金額は、〇〇円です。」と表示されます。

この後は、16歳未満の扶養親族の有無、別居の扶養親族の有無にチェックを入れて、住所氏名を入れます。

さらにマイナンバーを入力して帳票を確認したらデータ送信となります。

そんなに難しくなかった!

だがしかし…

2.3日後に税務署から電話が。

「利用者識別番号に登録されている住所と、申請された住所が違うので修正して再提出してください。」

Usan
はぁ?

マイナンバー作った後に住所が変わったのですが、ちゃんと役所に行って住民票を移動したあとにマイナンバーも変更してもらったはずなのですが…。

やむなく年休をとって役所のマイナンバーの所にいくと、

「利用者識別番号の方は住所変わってませんでしたね。」

Usan
はぁ?

いや…そっちも自動的に変えてくれないのですかね…。そして期限がきたら無効になるのでまた来てほしいとのこと。

なんという面倒くさいシステムでしょう。もう少し整備が必要ですね。

e-Tax自体も少しずつ手続きが簡素化されているみたいなので今後に期待です。

そして還付金ゲットだぜ!

まあゲットというか、払い過ぎた税金が返ってきただけなんですけれど、やらなかったら返ってこなかったわけで、ゲットと言って良いでしょう。

今回確定申告をやってみての感想は

・意外に簡単だった

・マネーリテラシーの意識が高まった

・マイナンバーカードのシステムは今のところ残念

というところです。何もなければ来年は年末調整のみになると思いますが、良い経験になりました。

今日はこれまでです。よければまた読んでください。