【生徒指導】生徒「ツーブロックはダメなんですか」【頭髪・服装】

こんばんは。Usanです。今日は、身だしなみの指導について書きます。

どちらかというと中学校向きの話になると思います。

ただ、小学校高学年あたりの指導にも使える話があるかもしれませんので是非読んでくださいね。

 

服装や頭髪の指導で難しさを感じる場面ってありますよね。

 

どんどん新しい流行が出てくるため、その都度の対応が難しい

教師によっておさえ方が違うため、その指導のずれが難しい

「なんでダメなの」と言われた時の、明確な回答が難しい

多様化する家庭や生徒に画一的な指導を徹底するのが難しい

 

それぞれの話をするだけでも記事ができてしまいそうですが、この難しい指導の例として「ツーブロック」を出したいと思います。上記の難しさをツーブロックに当てはめると、

 

どこからどこまでがツーブロックなのか。

教師によって「これは違うんじゃない?」「これはツーブロックでしょう」

ダメな理由?中学生らしくない?ダメなものはダメ?

外国人やLGBTの生徒にも校則を守らせる?

 

という感じになりますね。

それでは、タイトルの質問について、これらの難しさを含めて「私ならこう指導する」という方法について説明していきます。
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「ツーブロックはだめなんですか」と聞かれたら

 

開発的生徒指導を目指すなら

 

Usan
いいんじゃない?
そしてこう続けます。
Usan
どうすればOKになるだろう?茶髪は?モヒカンは?
うーん。茶髪はさすがに…

 

Usan
じゃあ一緒に考えていこう!

 

という流れを生徒会などを動かしながら進めていき、学校全体の自治の力を高めていきます。
実践している学校の話を聞くと、自分達で決めさせると逆に、そこまで奇抜な服装や頭髪は出てこなかったそうです。
確かに抑えつけられたら反発しますね。
子ども達を自立させるという目的を考えると理想的な流れです。
出来上がってしまえば指導はほとんど必要がなくなります。
ただし、1年や2年ではなかなか難しいと思いますので学校全体で長いスパンで取り組んでいくことが必要です。
生徒指導部長含め生徒指導部には相当なエネルギーが必要ですね。

 

今ある校則を遵守させたいなら

 

Usan
だめです
となりますね。
これは、校則の文面がどうなっているのかにもよります。

 

「髪型は中学生らしいものとする」のような校則の場合

 

中学生らしいって大人が勝手に決めたものだろう。
多感な中学生だったら間違いなくこのように反発しますよね。
私はこんな感じで説明します。

 

Usan
その通り。「中学生らしい」を決めるのは大人です。
残念ながらまだまだ人は、見た目で判断される社会です。
あなたは素晴らしい内面をもった人なのに、見た目が中学生らしくないということだけで公平に見てもらえなかったとしたらあなた損をします。先生方はそれを望みません。
中学生にはその髪型は相応しくないと思う大人が1人でもいたら、「中学生らしくない」と思われてしまうのです。
あなたが高校入試の面接の時の面接官に、もしそのように考える方がいたとしたらあなたが損をするのです。
だから、誰から見ても中学生らしいと思われるような髪型を先生方は望んでいます。協力してほしい。

 

「あなたのためなのですよ」というところがポイントですね。

 

「ツーブロックは禁止とする」のような校則の場合

ツーブロックの意味は実はあいまいです。

ツーブロックとは、上下で色が違うと言う事では無く段差が出来ることを表す。

段差がなく上下で色が違うものを刈り上げと言う。 Wikipediaより引用

 

私の地域での大体の中学校では、この場合の「刈り上げ」もツーブロックとして指導対象になっています。

基準は「上下の分かれ目がはっきりしているかどうか」になります。

この基準を年度初めのきまり確認ではっきりさせるのですが、さすがは髪型です。

 

Usan
うーん…これはどうだろう?

 

というのが必ず出てきます。

自分は普通かなと思っていても、他の先生から「あれツーブロだよね」と言われることも。

ある学校の話。

ツーブロックなので直しておいでと指導したら、次の日にその子の保護者が美容師と弁護士を連れてきて、

 

この髪型はツーブロックではありません
と詰められたそうです。校則にはっきり書いてしまうとこういうことがありますね。
基本的には説明は「中学生らしい」の項と同様となりますが、誰か1人にでも「おかしい」と言われるような髪型は指導対象であるということと、
Usan
本校では、このような基準で判断しております。
この基準によりツーブロックと判断し、指導しました。
他の生徒にも同様の指導をしていますので、ご協力とご理解をお願いします。
のように、全体のために協力をお願いしたいというスタンスで説明します。

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まとめ

 

身だしなみの指導については、抑えつけるような指導にならないような配慮が必要です。

「ダメなものはダメ」が通る先生と通らない先生もいて、やはり学校として共通の認識と、生徒や保護者が納得できる説明が求められる時代になっています。

また、開発的生徒指導の一環として、今後は生徒と共に新しい校則を作っていく動きも必要になってくるでしょう。

 

子どもの流行や社会のあり方は常に変わり続けます。校則やその捉え方、指導の仕方も時代に合わせて変えていかなければいけませんね。

 

それでは今日はここまでです。よければまた読んでください。