こんばんは。Usanです。今日は、身だしなみの指導について書きます。
どちらかというと中学校向きの話になると思います。
ただ、小学校高学年あたりの指導にも使える話があるかもしれませんので是非読んでくださいね。
服装や頭髪の指導で難しさを感じる場面ってありますよね。
どんどん新しい流行が出てくるため、その都度の対応が難しい
教師によっておさえ方が違うため、その指導のずれが難しい
「なんでダメなの」と言われた時の、明確な回答が難しい
多様化する家庭や生徒に画一的な指導を徹底するのが難しい
それぞれの話をするだけでも記事ができてしまいそうですが、この難しい指導の例として「ツーブロック」を出したいと思います。上記の難しさをツーブロックに当てはめると、
どこからどこまでがツーブロックなのか。
教師によって「これは違うんじゃない?」「これはツーブロックでしょう」
ダメな理由?中学生らしくない?ダメなものはダメ?
外国人やLGBTの生徒にも校則を守らせる?
という感じになりますね。
それでは、タイトルの質問について、これらの難しさを含めて「私ならこう指導する」という方法について説明していきます。
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「ツーブロックはだめなんですか」と聞かれたら
開発的生徒指導を目指すなら




今ある校則を遵守させたいなら

「髪型は中学生らしいものとする」のような校則の場合


「ツーブロックは禁止とする」のような校則の場合
ツーブロックの意味は実はあいまいです。
ツーブロックとは、上下で色が違うと言う事では無く段差が出来ることを表す。
段差がなく上下で色が違うものを刈り上げと言う。 Wikipediaより引用
私の地域での大体の中学校では、この場合の「刈り上げ」もツーブロックとして指導対象になっています。
基準は「上下の分かれ目がはっきりしているかどうか」になります。
この基準を年度初めのきまり確認ではっきりさせるのですが、さすがは髪型です。

というのが必ず出てきます。
自分は普通かなと思っていても、他の先生から「あれツーブロだよね」と言われることも。
ある学校の話。
ツーブロックなので直しておいでと指導したら、次の日にその子の保護者が美容師と弁護士を連れてきて、


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まとめ
身だしなみの指導については、抑えつけるような指導にならないような配慮が必要です。
「ダメなものはダメ」が通る先生と通らない先生もいて、やはり学校として共通の認識と、生徒や保護者が納得できる説明が求められる時代になっています。
また、開発的生徒指導の一環として、今後は生徒と共に新しい校則を作っていく動きも必要になってくるでしょう。
子どもの流行や社会のあり方は常に変わり続けます。校則やその捉え方、指導の仕方も時代に合わせて変えていかなければいけませんね。
それでは今日はここまでです。よければまた読んでください。