【マナー】家庭訪問で留意したい5つのこと【内容】

こんばんは。Usanです。今日は、年度初めに行われる家庭訪問について書きます。

 

生徒指導的な家庭訪問についてはこの記事で述べていますのでよければ読んでください。

 

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今回は、生徒指導的な家庭訪問ではなく、全校一斉に行うご挨拶的なものですね。

これまでの経験を踏まえ、留意すべき点を書いていきます。

 

時間を守る

見た目は大事

話す2割、聞く8割

茶菓子はいただく

時間外はお断りする

 

それでは、それぞれ詳しく書いていきます。
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時間を守る

 

第一印象で失敗し、その後1年間地獄を見ることがないように、当たり前のことは当たり前にしておきたいところです。

時間に厳しい方は世の中にたくさんいらっしゃいますし、私もその1人です。

訪問の予定時間をきちんと守れるよう早めに移動します。

 

今は住所をナビに入れればかなりの詳細まで案内してくれますので、家を探し回る手間が省けますね。

ナビがなくとも、Googlemapなどの地図アプリが有能です。

 

ただ、そうは言っても生徒指導が入ってしまってスタートが遅れてしまったり、

前の家で話が盛り上がってしまってどう考えても次に間に合わない時があります。

この時気を付けていることは、

 

とにかく焦らない、急がない

 

ことです。

一番最悪なのは、間に合わせようとして事故を起こしたり、違反で取り締まりを受けてしまうことです。

遅れそうならとにかく焦らず、早めに遅れる旨を電話連絡すれば何の問題もありません。

当然お詫びの姿勢で電話することが大事ですけどね。

 

後は逆に早く着きすぎてしまった時、こちらは家の前で待つという選択肢もありますが、こちらも電話して

 

Usan
早く来てしまったのですが、お邪魔しても大丈夫でしょうか

 

と言えば大体はOKをもらえますので、時間に余裕が生まれて良いかと思います。

 

見た目は大事

 

繰り返しますが、第一印象がとても大事です。

どんな素晴らしい先生でも最初にやらかすと、それを取り戻すのは容易ではありません。

 

スーツやワイシャツ、ネクタイ、靴下など清潔なものをきちんと着こなして臨むことが大切です。

頭髪もさわやかなものにしておきます。

 

女性は逆にあんまりバッチリ決めすぎるとお母さん方にやっかみをうけることもあります。

化粧が濃いだの、香水がきついだの…

 

保護者にもいろんな方がいますからね。

 

そして表情です。表情は豊かな方が良いですね。

顔を見合ってお話するわけですから相手にとって話しやすい表情を心がけています。
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話す2割、聞く8割

 

話す内容ですが、こちらから話すこと

新年度が始まってからのお子さんの学校での様子

だけです。あとはあえて聞くことを主としています。

 

お子さんの良いところはどんなところですか。

学習面で心配なところはありますか。

友人関係で心配なところはありますか。

アレルギー等健康面で私の方で留意しておくことはありますか。

 

保護者によっては、昨年度のことなど不満や不安を言いたい方がいるので、まずは吐き出してもらいます。

聞きたくないこともありますが、今後のことを考えると聞かないより100倍いいです。

 

話が盛り上がってしまい、というかおしゃべりが大好きな保護者さんもいらっしゃいますから、

話をぶった切って終わらせるスキルも大事です。

私がよく使うのは、

 

Usan
それではあと、今の段階でご心配なことはありますか。

 

と聞いて、なさそうであれば、

 

Usan

それでは今日は家を覚えるのが大きな目的でしたので、何かあればまた伺いますし、お電話でもいただければと思います。失礼いたします。

 

という感じで終わらせるパターンですね。

逆にあまり口数が多くなく、あっという間に終わってしまう家庭もありますが、

無理に時間いっぱいまでやりません。こちらも、

 

Usan
それでは今日は家を覚えるのが大きな目的でしたので、何かあればまた伺いますし、お電話でもいただければと思います。失礼いたします。

 

このセリフでいけます。万能ですね。笑

 

茶菓子はいただく

 

そんなのどうでもいいでしょ!

 

と言うことなかれ。

小さなことかもしれませんが、訪問の中での大事なコミュニケーションと考えています。

家庭によっては見るからに高価なケーキやきちんと落としたコーヒーを出してくださるところもあります。

 

利益供与がうんぬんという方もいらっしゃいますが、

私は用意して頂いたものは感謝の気持ちとしてありがたく頂くことにしています。

 

ただし、食べたり飲んだりするのは最後です。

 

Usan
ちょっとだけ頂いていきますね!

 

と言って、ケーキなどはできるだけ全部食べます。

コーヒーやお茶は少しだけいただきます。

袋に入った菓子などは1つだけ開けて食べます。

缶コーヒーやペットボトルは「先生持って行って」と言われなければ置いていきます。

 

茶菓子等は用意してくださった側の気持ちを考えて扱いを決めます。
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時間外はお断りする

 

ここは大事なところで、学校としての意向もあるかもしれませんが、頑張りたいところです。

 

仕事があるので18時以降でお願いします

と当たり前のように時間外を指定されることも少なくありません。

昔は8時半とかに行って、食事に呼ばれてそのまま酒宴なんて時代もありました。

しかし、勤務時間外の仕事は今の時代だからこそ減らしていくべきです。

 

生徒指導のための家庭訪問については場合によっては時間外でもやむを得ないと思いますが、

事前にこちらから何時から何時までとお願いしているのでそれを守ってもらいます。

 

また、この動きは1人だけでなく、最低でも学年で対応をそろえていくことが大事です。

 

「あの先生はOKだったのに」

とか

「去年は良かったのに」

ということにならないようにするために職員全体で頑張りたいところです。

 

そこで保護者との関係性が悪くなってはこれも第一印象の問題につながっていきますので、

ケンカだけにはならないようにします。

あくまでもご協力お願いしたいというスタンスで。
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まとめ

 

家庭訪問で留意すべきことを書きました。

近年はプライバシー保護の観点などから玄関先での家庭訪問なども増えています。

また、コロナの関係や働き方改革の関係で思い切って家庭訪問をなくしている学校もあります。

 

是非については様々な議論があると思いますが、保護者との信頼関係を築くための大切な場であることは間違いがありません。

 

家庭と学校が協力して子どもを育んでいくための大事なスタートとして良い形で終えれるようにしたいです。

 

それでは今日はここまでです。よければまた読んでください。